この記事では、「パスポートの旧姓・本籍の変更した時の必要な手続き」をご紹介します。
あまり海外旅行に頻繁に行かない人ほど、学生の卒業旅行で海外に行く為にパスポートを作った以来だし、何が必要な手続きか分からないですよね。
そのパスポートの疑問のひとつ「旧姓・本籍の変更した時の訂正申請方法」について紹介します。
このパスポートの「旧姓・本籍の変更した時の訂正申請方法」を知っているだけで、いざ海外旅行に行く時に慌てずに心から海外旅行を楽しめますよ!
パスポートは「住所変更のみの場合」は特別な届け出や申請は不要!
パスポートの最後のページにそ書いた住所から引っ越ししていても
変更を届け出る必要はありません。
参照:外務省 パスポートに関するよくある質問 Q14
新卒社会人や転勤などで、引越しして「住所のみが変わった場合」は、特別な申請や届け出を提出する必要はありません。
「所持人記入欄」は氏名や現住所等を任意で記入する欄です。
もしパスポートの「所持人記入欄」に旧住所を記入していた場合でも、上から二重線で消し、欄内に新住所を記入し直すだけで問題ですよ!
ただし、記入欄以外のページには記入しないように注意してください。
今回パスポートの変更申請しようとしている理由が、「住所のみが変わった場合」の人は特にする事はないですが、この機会に自身のパスポートの有効期間はいつまでなのかさらっと確認しておくといいですね!
有効期間は身分事項記載ページに記載されていますよ!
名前や本籍が変わった場合はパスポートの手続きが必要!
記載事項に変更が生じた場合には,新規のパスポート(10年または5年)か記載事項変更旅券(記載事項が変更前のパスポートの有効期間満了日と同一の新しいパスポート)を申請してください。
参照:外務省 パスポートに関するよくある質問 Q13
先ほどのパスポートに記載の「住所変更のみ」と異なり、戸籍の姓や本籍地の都道府県に変更がある場合は、各都道府県及び一部の市町村の申請窓口手続きが必要になります!
けれど、本籍地を変更しても、都道府県が同じであれば、手続きは必要ありません。
姓や本籍の都道府県が変わる時は、上記に記載の通り、2通りの方法があります。
- 今持っているパスポートを返納し、新しいパスポートを発給
- 「記載事項変更旅券」を申請して発給
※①・②共に旅券番号は変わります。
①の新しいパスポートであれば、有効期限が5年または10年になりますが、
②の記載事項変更旅券だと有効期限が以前のパスポートと同じになります。
なので、②の「記載事項変更旅券」を申請しようと考えている人は、自身の自身のパスポートの有効期間はいつまでなのかを申請前に一度確認しておきましょう!
①と②のどちらを選択しても、パスポート手続きの手数料が発生します。
新パスポート/5年間有効 | 11,000円 (12歳未満は6,000円) |
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新パスポート/10年間有効 | 16,000円 |
記載事項変更旅券 | 6,000円 |
どれも決して安くない値段ではあるので、自身にあったパスポートの手続きをするのが賢明です。
記載事項変更旅券の手続きに必要なものは下記の通りです。
- 一般旅券発給申請書(記載事項変更用)(1通)
- 戸籍抄本、または戸籍謄本(1通)※6か月以内に発行されたもの
- パスポート用の写真
- 訂正が必要なパスポート
- 住民票(原則不要)
滋賀県には大津市と米原市の2ヶ所にパスポートの申請・交付に関する窓口があるよ!
滋賀県には大津市にある滋賀県パスポートセンター(ピアザ淡海1階)と米原市にある米原出張窓口(県立文化産業交流会館1階)の2ヶ所の窓口があります。
どちらでもパスポートの申請・交付に関する業務を行われています!
ただ、滋賀県パスポートセンター(ピアザ淡海1階)と米原出張窓口(県立文化産業交流会館1階)とではそれぞれ営業時間が異なります。
ご自身の滋賀県の住まいに近いところやアクセスしやすい方へ行くのがベストだと思いますが営業時間も一度確認してからどちらに行くのか決めるのがいいですよ!
最後に
この記事では、「パスポートの旧姓・本籍の変更した時の必要な手続き」をご紹介しました。
もう一度まとめると
- 住所のみの変更の場合、特別な申請は不要
- 名前や本籍が変わった場合は手続きが必要
→①持っているパスポートを返納し、新しいパスポートを発給
②「記載事項変更旅券」を申請して発給
という事でした。
仕事も忙しくて、なかなか気が回らないパスポートの手続きですが、なるべく早く行って必要な時に慌てずに済むようにしておきましようね!